バイオ専攻卒なら植物語るだろ…
ってことで、工場見学に続き、僕の趣味を思いっきり語りますシリーズです。
『食虫植物』
たぶん、名前は聞くと思うんですが、どんな種類があるか知ってるでしょうか?
変な形、変な色、しかも虫食うし…
不思議だらけの食虫植物。
『なんでそんな形に進化した!?』的な好奇心をそそります。
今回はそんな『食虫植物』について紹介していきますね!
ウツボカズラ
いきなりトリを最初に持ってきてしまったかもしれない。
『トップバッターは小林幸子さんです』的な。
それにしても圧倒的なラスボス感を醸し出すのは『ウツボカズラ』
某くさポケモンのモチーフでもありますね。そういえば昔CS極振りのウツボット育ててたわ。
もう怪しい通り越してます。
トラップとかじゃねーじゃん。
見た目からして『アタシ虫喰います』なルックスしてますからね。
それでも虫が引っかかるのは、妖艶というか、色っぽさすら感じるそのフォルムからでしょうか…。
(※捕虫口の滑りやすさと、蜜腺とも言われる誘引物質の生産器官等が原因です)
とはいえ、植物とは思えない怪物のようなルックス。
萌え補正なしで擬人化したらきっとブスでしょう。
なんというか…
雑誌に載ってる『 Cawaiiは作れる!!』を究極に履き違えて化粧してみました感
これが、僕がウツボカズラのフォルムに感じる印象です。
大きな種類だと、ネズミやカエルなどの小動物も餌食になりますよ。
ちなみにですが、日本でも観賞用として有名。
Amazonでも普通に売っています。
観賞用として育ててみたら、インテリアの良いアクセントになるかも!
普通の家なら逆にウツボカズラの存在感に負けるだろうけど…。
ハエトリグサ
僕、小学生の頃育ててたんですよね。
基本的に図鑑が誕生日プレゼントの超教育ママに育てられ、植物、動物、昆虫と生物全般大好きっ子だったんです。
もし、小学4年生の子供を、植物園に連れていって、
『買って!あれ買って!ちゃんと育てるから!』
と指差した先にハエトリグサがあったらどうしますか?
ニコニコしながら捕まえた虫をハエトリグサに与える小学生を見てどう思いますか?
個人的に、お子さんには、適度にゲームを与えるべきだと考えます。
二枚刃の中にある感覚器に、何かが2回触れると葉を閉じる…というまるで機械のような精密さ。
実は、”葉を閉じる”という活動って、エネルギーを大量に消費するんです。
なので、確実に虫を捕まえられる時にしか、葉を閉じたくないんですな。
なお、植物の代謝経路とエネルギー産生機構について書くと20000字じゃ足りないので、割愛します^^
なお、自由研究は『ハエトリグサ観察日記』で学年優秀賞の模様。
”ユニークさ”が評価されたらしい。そりゃあな。
ちなみに同年度のバレンタインは0個です。
モウセンゴケ
邪悪
葉の先に粘液腺を持ち、ハエ等の小さい虫を捕虫。
糸のような器官が見えますが、この”腺毛”の先から出る粘液は、”消化酵素”でもあります。
捕獲と消化を兼ねているんですな。
ハエトリグサと同様、捕虫した虫を消化・吸収と、葉がまるで人間の胃のような働きをしています。
食虫植物が虫を捕獲するのは、もちろん栄養源のためですが、あくまで補足、サプリメントのようなもの。
植物ですので、基本的には土壌に含まれる栄養源、水分と光合成により生命活動を維持しています。
ちなみに、小5の夏はこれを買ってもらいました。
モウセンゴケ科の中のナガバノモウセンゴケという種類。
ただ、名前の通り”苔”の一種なので、水分管理など、育成方法が結構難しいのです。
結果、一週間で枯らしてしまいました。
大人になって知識も経済力も得られた今、リベンジの時かもしれませんが、色んな人が離れていきそうなのでやめておきます。
万が一、買っちゃった時は、モウセンゴケ特化ブログをWordpressで立ち上げますね。
タヌキモ
他にもムシトリスミレとか、圧倒的な”ひとくい箱”感があるフクロユキノシタ等、紹介したい種類はあるんですが、最後は『タヌキモ』です。
水生植物にも食虫植物がいるのです。
袋のような捕虫嚢(ほちゅうのう)でミジンコ等を捕虫します。
何気にNHKとかで特集組まれるくらいメジャーな食虫植物ですよ!
花も綺麗なので、観賞用として育てたり、アクアリウムの中に突っ込んじゃう人もいるみたい。
フリーザと食虫植物が混在するアクアリウムもカオスで良いかも…。
おわりに
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
ちょっと変わった動植物に目を向けてみると、結構興味が湧いてくるかも!?
愛玩動物には見られない魅力を是非…なーんて。
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