在宅勤務やテレワークにおすすめのモニター・ディスプレイを専門家が紹介

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コロナウイルスの流行から、テレワークを推進する企業が増えています。私の勤め先でもこの機会にテレワークを導入することになり、慌てて自宅の作業環境を整えました。
そこでこの記事では、そんな悩みを解決してくれるモニター専門家に「在宅勤務・テレワークを行うためにおすすめのモニター」について聞いてきました。

月に何十台もモニターをレビューしているモニ研では、テレワークで業務を行う方から「会社から支給されているノートPCの画面が小さく、とにかく目が疲れる」という悩みをもらうことも多いとのこと。

私もテレワーク開始からモニターを2台買いましたが、仕事の捗り方が段違いなんですよね。
とはいえ1台数万円は下らないアイテム。この記事で正しい選び方を教えてもらいましょう。

この記事の投稿者

モニ研
50台以上のモニターを買い漁ったガジェットオタクの20代。ブログとYouTubeでガジェットレビューを中心に活動しています。
ブログ:https://my-favorite.me/
YouTube:モニ研 / Monitor lab.

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在宅勤務・テレワークに最適なモニターの選び方

こんにちは、モニ研です。
まず最初にテレワークで使うモニターの選び方を確認しましょう。

解像度について(4KモニターはNG)

テレワークで使うモニターの用途は事務作業がメインです。そのため、4KやWQHDといった高解像度のモニターは必要ありません。
4Kモニターは、画面サイズは変わらずに解像度が4倍となるため、文字や画像がとても小さくなってしまいます。

左 フルHDモニター    右 4Kモニター

カーソルも小さすぎてどこにあるかわからないレベルなので、事務作業に使うモニターは解像度が「フルHD」の製品を選びましょう。

モニターの液晶パネルは、次の3種類に分類されます。

  1. IPSパネル
  2. VAパネル
  3. TNパネル

このうち、テレワークなどの事務作業におすすめなのが「IPSパネル」です。IPSパネルは色再現性に優れており、画面に集中した際などの目への負担を軽減してくれます。

注意したいのは「TNパネル」です。TNパネルは主にゲーミングモニターに採用されていて、液晶の色の変化を速めることに重点を置いて作られています。そのため、色味が薄く違和感を感じる方も多いため、事務作業には向いていません。

IPSVATN
色再現性
コントラスト
視野角
応答速度

液晶パネルの比較表

モニターサイズはどれがいい?

画面サイズについてはモニターとの距離で決めるのが一般的です。

  • 一般的なデスク(距離80〜90cm):23〜24インチ
  • 少し離れて座る(距離100〜110cm):27〜28インチ
  • リビングで使う(距離120〜130cm):32〜33インチ

あまり大きくすぎても見にくいので、特に理由がなければ24インチ前後のモニターがちょうどいいですね。

ブルーライトカット機能があると良い

長時間の事務作業による目の疲れを軽減するためにも、ブルーライトがカットできる機能をもったモニターがおすすめです。製品によってはボタンひとつでブルーライトをオフにすることができます。

左 ブルーライトOFF 右 ブルーライトON

HDMI端子があるかを確認しよう

ノートPCと接続することを前提とする場合、モニターが「HDMI」という規格に対応しているかを確認しましょう。
ちなみに現在市販されているモニターでHDMIに対応していない製品はありません
注意したいのは、旧型のモニターを中古で買った場合などです。製造が10年以上前のモニターにはHDMI非対応の製品もあります。

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テレワークに最適なおすすめモニター5選

ここからはテレワークに最適なおすすめモニターを紹介していきます。

1. Dell SE2419HR

  • 解像度:フルHD
  • パネルタイプ:IPS
  • サイズ:23.8インチ
  • ブルーライトカット機能:あり
  • 価格:13,320円(2020年9月時点)

「Dell SE2419HR」はコストパフォーマンスの高さが人気のモニターで、常に売れ筋ランキングの上位に位置するモニターです。

スタイリッシュな薄型のベゼルが特徴的で、見た目もおしゃれ。ブルーライトカット機能などの事務作業に必要な機能はしっかり搭載したテレワークに最適な1台となっています。

2. ASUS VZ239HR

  • 解像度:フルHD
  • パネルタイプ:IPS
  • サイズ:23インチ
  • ブルーライトカット機能:あり
  • 価格:11,527円(2020年9月時点)

「ASUS VZ239HR」は徹底したコストカットによって11,000円台ながらIPSパネルを搭載したモニターで、横から見るとかなり薄型が目立つデザインが特徴です。

注意点としては、音声出力が無いことが挙げられます。イヤホンや外部スピーカーを挿せないため、モニターから音が出なくてもいいという方におすすめします。

3. BenQ GW2480

  • 解像度:フルHD
  • パネルタイプ:IPS
  • サイズ:23.8インチ
  • ブルーライトカット機能:あり
  • 価格:13,662円(2020年9月時点)

「BenQ GW2480」はゲーミングモニターの性能に定評のあるBenQ製のモニターで、視聴環境周辺の光量を検出して輝度を自動調整する機能を搭載しています。

もちろんブルーライト軽減機能やフリッカーフリー機能もしっかりと備わっており、眼への優しさを第一に考えて作られたモニターと言えます。

4. Dell U2419HC

  • 解像度:フルHD
  • パネルタイプ:IPS
  • サイズ:23.8インチ
  • ブルーライトカット機能:あり
  • 価格:37,614円(2020年9月時点)

「Dell U2419HC」はUSB-C端子で接続することで、画面表示とPCの充電を同時に行えるハイスペックモニターです。MacBookシリーズなど、使用しているPCがUSB-Cに対応している場合はぜひ候補に入れたい1台となっています。

可動性の高さもポイントで、モニターアームを使うことなく上下・左右・前後すべての向きを調節できます。「モニターを縦画面で使いたい」といった場合にもおすすめですね。

5. EVICIV EVC-1506

  • 解像度:フルHD
  • パネルタイプ:IPS
  • サイズ:15.6インチ
  • 価格:11,527円(2020年9月時点)

「EVICIV EVC-1506」はAmazonで最も売れているモバイルモニターです。ノートPCの外部モニターとしてはもちろん、カフェなどの外出先でデュアルディスプレイ環境を作りたい方にも人気となっています。

メインディスプレイで資料を見ながらサブディスプレイで表を作ったり、テレビ会議をしながらサブ画面でプレゼン資料を読んだりと、どこでもマルチ画面で作業がしたいという方におすすめです。

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その他テレワークにあると便利な周辺機器

ヘッドセット・マイク

テレワークで打ち合わせを行う場合は、音声通話ツールなどを利用するため、ある程度の性能のヘッドセットがあると便利です。

WEBカメラ

テレビ会議を行う必要がある場合はWEBカメラが必要になります。ノートパソコンに内蔵されているカメラもありますが、常に正面から映されるのはストレスですし、画質もイマイチ。

WEBカメラを利用することで、自分の姿を映したくないときはちょっと外しておけるなど、細かいストレスを減らすことができます。

トラックボールマウス

マウスの使い過ぎで手首に痛みが出ている方にはトラックボールマウスがおすすめです。カーソル移動を親指で行えるようになるので腕の疲労がかなり軽減されます。

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テレワークにおすすめの便利グッズまとめ

以上、在宅勤務・テレワークにおすすめのモニター・ディスプレイまとめでした。

1台モニターがあると、テレワーク期間中はもちろん、ちょっとした作業をしたり映画を見たりする際にも活躍してくれます。ぜひこれを機に自宅の作業環境を整えてみてはいかがでしょうか。