英語学習にYouTubeを使うなら、BBC Learning English、TED、CNN 10などのチャンネルがおすすめです。 基礎的なリスニングならBBCやVOA、ビジネス英語ならTED、実際のニュース英語を聞きたいならCNN 10が向いています。
ただし、動画を見ているだけでは、なかなか英語力は伸びません。
僕自身、TOEICでは445点から最高950点までスコアを伸ばしてきましたが、TOEICのスコアが上がったからといって、ネイティブの英語をすべて聞き取れるわけではありませんでした。
現在は外資系食品メーカーで働いており、英語で行われる会議や海外の関係者とのコミュニケーションにも対応しています。
仕事で英語を使っていると、英語学習用のきれいな音声と、実際のビジネスシーンで聞く英語の違いを実感することがあります。
そこで役立つのがYouTubeです。
ニュース、プレゼンテーション、自然な英会話など、さまざまな英語に無料で触れられます。
僕もスマホをつい触ってしまうタイプなので、YouTubeを開いた流れで英語学習を始められるのは、かなり大きなメリットだと感じています。
この記事では、以前から紹介してきた定番チャンネルに、2026年現在のおすすめを追加しました。
中級者から上級者を中心に、初心者にも使いやすいチャンネルを含めて紹介します。
- 英語学習におすすめのYouTubeチャンネル7選【比較一覧】
- 1. BBC Learning English|無料の英語教材として最もおすすめ
- 2. TED|ビジネス英語・プレゼンテーションの学習におすすめ
- 3. EnglishClass101|自然な英会話表現を増やしたい人向け
- 4. CNN 10|ニュース英語に慣れたい中上級者におすすめ
- 5. Rachel’s English|アメリカ英語の発音と音声変化を学ぶ
- 6. Atsueigo|英語学習法を日本語で理解したい人におすすめ
- 7. VOA Learning English|ゆっくりした英語でリスニングの基礎を固める
- YouTubeで英語学習するメリット|無料でも十分に使える
- YouTubeで英語力を伸ばす勉強法|1本20分の5ステップ
- YouTubeの英語学習を続けるための4週間プラン
- 英語学習でYouTubeの聞き流しだけでは不十分な理由
- YouTubeで英語が聞き取れないときは参考書で基礎を補強する
- 英語学習におすすめのYouTubeについてよくある質問
- まとめ|YouTubeで英語学習するなら目的に合ったチャンネルを選ぼう
英語学習におすすめのYouTubeチャンネル7選【比較一覧】
最初に、この記事で紹介する7つのYouTubeチャンネルを比較します。
| チャンネル | 主な学習内容 | おすすめレベル | 特におすすめの人 |
|---|---|---|---|
| BBC Learning English | リスニング・語彙・文法・イギリス英語 | 初級~上級 | 英語学習を習慣化したい人 |
| TED | プレゼン・ビジネス・専門英語 | 中級~上級 | 仕事で英語を使う社会人 |
| EnglishClass101 | 英会話・文法・フレーズ | 初級~中級 | 日常表現を増やしたい人 |
| CNN 10 | ニュース・時事英語 | 中級~上級 | 自然なニュース英語に慣れたい人 |
| Rachel’s English | 発音・音声変化・アメリカ英語 | 中級~上級 | 発音やリスニングの弱点を直したい人 |
| Atsueigo | 英語学習法・英会話・語彙 | 初級~上級 | 日本語で学習法を理解したい人 |
| VOA Learning English | ゆっくりしたニュース・基礎英語 | 初級~中級 | 自然な英語がまだ速すぎる人 |
※レベルは筆者の目安です。TOEICスコアとの厳密な対応を示すものではありません。また、字幕の有無や言語は動画によって異なります。
どれを見るか迷ったら、まずはBBC Learning Englishがおすすめです。
英語を勉強するために作られたチャンネルなので、短い動画から取り組みやすく、語彙や文法も学べます。
ビジネス英語を強化したいならTED、ネイティブの話す速度に慣れたいならCNN 10と、目的に応じて選んでください。
すべてを登録する必要はありません。最初は2つ程度に絞る方が、学習を習慣にしやすいと思います。
1. BBC Learning English|無料の英語教材として最もおすすめ
▶ BBC Learning EnglishのYouTubeチャンネルを見る
おすすめレベル:初級~上級
BBC Learning Englishは、イギリスのBBCが提供する英語学習チャンネルです。
英会話、発音、英文法、語彙、時事ニュースなど、さまざまなテーマの学習コンテンツが用意されています。
個人的に非常に評価しているのは、英語学習に特化した動画の多さです。
一般のニュースチャンネルと違って、学習者が理解しやすいように内容が整理されています。
英語の勉強を始めたばかりの人から、実務で英語を使う社会人まで幅広く活用できます。
おすすめは「6 Minute English」
BBC Learning Englishで最初に見てほしいのが「6 Minute English」というシリーズです。
名前のとおり、6分程度の短い番組で、日常生活や社会問題、科学など、幅広いテーマを扱っています。
2026年現在も継続して公開されているシリーズです。
僕のような理系出身者なら、科学技術や健康、食品に関するテーマはなじみやすいと思います。
例えば、食品メーカーで働いていると、栄養や健康、環境問題について英語で説明する機会もあります。
自分が知っている分野であれば、英語そのものが少し難しくても話の内容を推測しやすいんですよね。
さらにBBCの公式サイトでは、番組に対応したトランスクリプト(英文書き起こし)や学習用資料が提供されている回もあります。
これを利用すれば、聞き取れなかった箇所を正確に確認できます。
BBC Learning Englishのおすすめ勉強法
まずは6分程度の動画を英語字幕なしで見て、全体の意味をつかみます。
その後、英語字幕やトランスクリプトを確認して、知らない単語や聞き取れなかった表現を復習しましょう。
最後にもう一度、字幕なしで聞いてみてください。
内容を理解してから聞くことで、最初は聞こえなかった単語が聞き取りやすくなるはずです。
特にイギリス英語に慣れていない人にはおすすめ。
僕も仕事を通して、英語のアクセントは国や地域によって違うことを実感しています。
アメリカ英語だけでなく、イギリス英語にも早い段階から触れておくとよいでしょう。
2. TED|ビジネス英語・プレゼンテーションの学習におすすめ
おすすめレベル:中級~上級
TEDは、科学、テクノロジー、ビジネス、教育、社会問題など、さまざまな分野の講演を公開しているチャンネルです。
もともとの記事でも紹介していましたが、英語学習に使うチャンネルとして、今でもおすすめできます。
特に役立つのは、プレゼンテーション形式の英語を学べることです。
ビジネスシーンでは、単に英語を聞き取るだけでなく、相手の主張を理解したり、自分の考えを論理的に説明したりする力が必要になります。
TEDでは、そのような英語の組み立て方も学べます。
英語でのプレゼンテーションに役立つ理由
僕自身、外資系メーカーで働く中で、会議やプレゼンテーションの重要性を実感してきました。
英語でプレゼンするときは、難しい単語をたくさん使えばよいわけではありません。
むしろ、話の順序を整理して、相手にわかりやすく伝えることが重要です。
TEDでは、話し手によって表現方法や話す速度、アクセントが異なります。
これも実際の英語に慣れるうえでは大きなメリットです。
TOEICのリスニング音声は、問題に合わせて比較的明瞭に収録されています。
一方、TEDでは会場の反響や観客の反応が入ることもあります。
普段、教材の英語しか聞いていない人には、最初は難しく感じるかもしれません。
ただ、実際のビジネス会議でも、参加者全員が聞き取りやすい英語を話してくれるとは限りません。
そうした環境に慣れるための練習として、TEDは有用です。
TEDは字幕とトランスクリプトを活用する
TEDの大きなメリットは、公式サイトに文字起こしや多言語字幕が充実していることです。
動画によって対応状況は異なりますが、TED公式サイトでは、英文を確認したり、文字起こしの特定部分から動画を再生したりできます。
おすすめは、10分前後の興味のある講演を選ぶこと。
最初から20分以上の難しい講演に挑戦すると、途中で集中力が切れることがあります。
まずは短い講演で学習を始めましょう。
僕なら、食品科学、製品開発、心理学、経営など、普段の仕事や関心に近いテーマを選びます。
専門分野の知識があると、英語が完全に聞き取れなくても内容を理解しやすいからです。
TEDは英語学習と情報収集を同時に進めたい社会人におすすめです。
3. EnglishClass101|自然な英会話表現を増やしたい人向け
▶ EnglishClass101のYouTubeチャンネルを見る
おすすめレベル:初級~中級
EnglishClass101は、英語のフレーズや文法、発音、リスニングなどを学べるチャンネルです。
今回紹介する中では、英会話の表現を体系的に学びたい人に向いています。
英語を勉強していると、文章を読めば意味はわかるのに、実際の会話では言葉が出てこないことがあります。
これはTOEICで高得点を取っている人でも、珍しい話ではありません。
僕もTOEICの学習と、仕事で必要な英会話能力は別に考えるべきだと思っています。
英会話の引き出しを増やすために使う
例えば、相手の説明を聞いて理解したと伝えたいとき。
「I understand.」以外にも、状況に応じて次のような表現があります。
- I see what you mean.(言いたいことはわかります)
- That makes sense.(なるほど、納得できます)
- Let me make sure I understand.(理解が合っているか確認させてください)
こうした表現は、会議や日常会話でも使えます。
ただし、単にフレーズを覚えるだけでは、実際の会話で出てきません。
動画で紹介された表現を、自分の仕事や生活に置き換えて口に出すことが重要です。
仕事で使いたい表現なら、自分が普段参加する会議をイメージして練習してみてください。
なお、公式チャンネルから利用できる無料動画と、外部サイトなどの有料講座は内容が異なる場合があります。
まずはYouTubeの無料動画を活用すれば十分です。
4. CNN 10|ニュース英語に慣れたい中上級者におすすめ
おすすめレベル:中級~上級
元記事ではCNNとCNN Student Newsを紹介していましたが、2026年現在、より具体的におすすめしたいのが「CNN 10」です。
CNN 10は、主に学生向けに制作されているニュース番組で、1回10分程度の動画に世界のニュースがまとめられています。
2026年10月にも新しいエピソードが公開されています。
一般的なCNNのニュースは、英語学習者向けに作られているわけではありません。
話す速度が速いうえに、政治・経済・国際問題などの背景知識が必要な場合もあります。
CNN 10は学生向けにニュースの背景を説明してくれるため、大人向けのCNNニュースよりも内容を追いやすいのが特徴です。
とはいえ、英語そのものが極端に簡単というわけではありません。
初心者にとっては十分難しい教材だと思います。
CNN 10で実践的なリスニングを鍛える
僕は以前、CNNの英語学習用テキストを2か月に1冊程度購入して勉強していました。
ニュース英語を教材として聞くと、日常会話とは違った難しさがあります。
特に、知らない話題や固有名詞が登場すると、突然内容を理解できなくなることがあるんですよね。
これは英語力だけでなく、話題に関する背景知識の問題でもあります。
CNN 10を使うときは、まず動画のタイトルやテーマを確認してから視聴する方法がおすすめです。
知らないテーマなら、先に日本語で概要を調べても構いません。
そのうえで英語を聞き、聞き取れなかった部分を字幕や文字起こしで確認します。
毎日すべてを聞き取ろうとする必要はありません。
まずは1つのニュースを理解できれば十分です。
ニュース英語に慣れてきたら、一般向けのCNNニュースにも挑戦してみてください。
特に国際的な企業で働いている人は、時事英語や海外の社会背景について知っておいて損はないでしょう。
5. Rachel’s English|アメリカ英語の発音と音声変化を学ぶ
▶ Rachel’s EnglishのYouTubeチャンネルを見る
おすすめレベル:中級~上級
Rachel’s Englishは、アメリカ英語の発音を詳しく解説しているチャンネルです。
今回の更新で、発音対策の選択肢として追加しました。
英語のリスニングが伸び悩んでいる人に、ぜひ検討してほしいチャンネルです。
僕自身、TOEIC800点台から900点を超える際には、リスニングの勉強法を大きく変えました。
当時取り組んでいたのは、TOEIC音声を通常より速い1.2倍速で聞くトレーニングです。
これは僕にとって効果を感じた方法ですが、すべての人に最初から倍速再生をおすすめするわけではありません。
音そのものを正しく認識できない状態なら、速度を上げるより、発音の仕組みを理解する方が先です。
単語を知っているのに聞き取れない人におすすめ
英語では、単語同士がつながったり、一部の音が弱く発音されたりします。
例えば、
- want to → wanna
- going to → gonna
- did you → didja のように聞こえる場合がある
といった現象です。
もちろん、すべての場面で同じ発音になるわけではありません。
重要なのは、単語を1つずつ発音する英語と、自然な会話の中で発音される英語には違いがあると理解することです。
Rachel’s Englishでは、こうした音声変化や、母音・子音の発音、口や舌の動きなどを学べます。
特におすすめしたいのは、英語を読めばわかるのに、聞くと理解できない人です。
発音の仕組みを理解したら、動画と一緒に声を出してみましょう。
自分で再現できる音が増えることは、聞き取りの改善にもつながる可能性があります。
6. Atsueigo|英語学習法を日本語で理解したい人におすすめ
おすすめレベル:初級~上級
Atsueigoは、英語学習法や発音、英単語、実践的な英会話などを紹介している日本語中心の英語学習チャンネルです。
2026年10月にも、TOEIC900点を目指す学習法や、ネイティブとの実際の英会話動画などが公開されています。
元記事はネイティブスピーカーによる英語チャンネルを中心に紹介していましたが、今回は学習方法を理解するための日本語チャンネルも取り入れました。
なぜなら、英語を大量に聞くだけでなく、学習方法そのものを見直すことも重要だからです。
TOEIC高得点者にもおすすめできる理由
僕自身、TOEICでは800点台で3年近く伸び悩んだ経験があります。
そのとき感じたのは、同じ勉強法を繰り返していても、必ずしもスコアが伸び続けるわけではないということでした。
リスニングが苦手なのか、語彙が足りないのか、英文を理解するスピードが遅いのか。
原因によって、必要な対策は違います。
Atsueigoでは、英語の学習方法そのものを整理して解説する動画や、実際の会話を使った学習コンテンツが公開されています。
英語学習で行き詰まったときに、別の学習方法を検討するきっかけとして活用できるでしょう。
ただし、他人の学習方法をそのまま真似すれば、同じ結果が出るとは限りません。
自分の現在の英語力や生活環境に合わせて取り入れることが大切です。
また、無料動画から有料教材や講座への案内がある場合もあります。
最初から購入する必要はありません。まずは無料の動画を使って、自分に合う学習方法か確かめてみましょう。
7. VOA Learning English|ゆっくりした英語でリスニングの基礎を固める
▶ VOA Learning EnglishのYouTubeチャンネルを見る
おすすめレベル:初級~中級
VOA Learning Englishは、Voice of Americaが提供している英語学習コンテンツです。
通常のニュース英語よりゆっくりした速度や、理解しやすい語彙を使った教材が特徴です。
以前から、英語学習の定番コンテンツとして知られています。
ただし、ここは2026年現在の状況について補足が必要です。
2026年10月21日時点で確認できたYouTubeチャンネルの動画一覧では、最新の投稿は2025年4月30日でした。
そのため、以前のように新しいニュース動画が継続的に投稿されることを前提にせず、過去の動画を学習教材として活用するのがおすすめです。
VOA Learning Englishの公式サイトには、引き続き初心者向けの「Let’s Learn English」などの教材が掲載されています。
英語が速すぎて聞き取れない人に向いている
英語を勉強し始めたばかりの人にとって、ネイティブの自然な会話はかなり難しいものです。
CNNやTEDに挑戦しても、ほとんど聞き取れないことがあります。
そんなときは、無理に難しい動画を見続けるより、ゆっくりした英語を使った教材から始めましょう。
VOAのような学習者向けコンテンツなら、ニュースや身近なテーマを通して少しずつ英語に慣れることができます。
ただし、ずっと簡単な英語だけを聞いていても、実際の会話への対応力は十分に伸びないかもしれません。
基礎が身についたらBBC Learning Englishへ、その後はCNN 10やTEDへと、段階的に難易度を上げていくとよいでしょう。
YouTubeで英語学習するメリット|無料でも十分に使える
おすすめチャンネルを紹介しましたが、そもそもYouTubeを英語学習に使うメリットは何でしょうか。
僕が特に大きいと感じるのは、次の3つです。
スマホだけで簡単に英語学習を始められる
社会人になると、まとまった勉強時間を確保するのが難しくなります。
仕事から帰ってきて、机に向かって参考書を開くのは面倒ですよね。
僕自身、スマホをつい触ってしまうタイプなので、その流れで英語の動画を見られるのは助かります。
YouTubeなら、通勤中や昼休み、寝る前など、ちょっとした時間にも英語に触れられます。
ただし、流し見しているだけで十分な学習効果が得られるとは限りません。
集中して勉強する時間と、気軽に英語に触れる時間を分けて考えることが重要です。
英語字幕や再生速度を調整できる
YouTubeには、字幕の表示や再生速度の変更機能があります。
動画によっては文字起こしも利用できるため、聞き取れなかった英文を確認できます。
これは語学学習では非常に便利な機能です。
例えば、通常速度では聞き取れない動画も、少し遅くして聞けば理解できる場合があります。
逆に、十分聞き取れる教材なら、速度を上げて練習する方法もあります。
ただし、英語字幕がすべて正確とは限りません。
特に自動生成字幕では、固有名詞や専門用語が間違って表示されることもあります。
可能であれば、BBCやTEDの公式トランスクリプトも併用してください。
英語と一緒に仕事や趣味の知識も身につく
YouTubeで英語学習する大きなメリットは、英語そのものを学ぶだけでなく、興味のある情報を得られることです。
僕の場合、食品科学や製品開発、ビジネスに関連するテーマは仕事の知識ともつながっています。
自分が知っている内容なら、専門用語が登場しても理解しやすいことがあります。
興味がないテーマの英語教材を無理に聞くより、好きなテーマの動画を見た方が長続きする人も多いでしょう。
英語学習を特別な作業にせず、普段の情報収集の一部にするのもおすすめです。
YouTubeで英語力を伸ばす勉強法|1本20分の5ステップ
ここからは、YouTubeの動画を実際の英語学習に活用する方法を紹介します。
おすすめチャンネルを登録しても、動画を見て満足するだけではもったいない。
まずは5~10分程度の動画を1本選び、次の方法を試してみてください。
| ステップ | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 英語字幕なしで動画を視聴 | 5分 |
| 2 | 英語字幕を確認しながら再視聴 | 5分 |
| 3 | 聞き取れなかった部分を確認 | 3分 |
| 4 | 音声をまねして発音する | 4分 |
| 5 | 内容を英語で要約する | 3分 |
| 合計 | 1本の動画を学習 | 20分 |
※5分程度の動画を想定した学習例です。動画の長さやレベルに合わせて調整してください。
ステップ1:まずは英語字幕なしで聞いてみる
最初は字幕なしで動画を見て、どの程度理解できるか確認します。
すべての単語を聞き取る必要はありません。
話題は何か、話し手が何を伝えようとしているのかを考えましょう。
難しすぎると感じたら、英語字幕を表示したり、もう少し簡単な動画に変更したりして構いません。
ステップ2:英語字幕を表示して再視聴する
2回目は英語字幕を表示します。
聞き取れなかった箇所を文字で確認すると、知らない単語が原因なのか、音がつながって聞こえなかったのかを判断しやすくなります。
YouTubeの字幕は動画によって精度が違います。
不自然な文章が表示された場合は、そのまま暗記せず、公式の文字起こしなどで確認しましょう。
ステップ3:わからない表現を3つだけ調べる
動画の中に知らない単語がたくさん登場すると、すべてを調べたくなるかもしれません。
ただ、毎回すべてを調べていると時間がかかり、学習が続かなくなることがあります。
そこでおすすめなのが、特に重要だと思った表現を3つだけ選ぶ方法です。
例えば、
- 仕事でも使いそうな表現
- 何度も登場する単語
- 意味は知っているのに聞き取れなかったフレーズ
などを優先して復習しましょう。
ステップ4:シャドーイングやリピーティングで発音する
英文を理解できたら、実際に声に出してみましょう。
最初は音声を一度止めてから、同じ英文を発音するリピーティングで構いません。
慣れてきたら、音声の少し後を追って発音するシャドーイングに挑戦します。
単に英語を聞いているだけでは、実際に話すときの口の動きは身につきません。
自分で発音してみると、思った以上に言えないことに気づくはずです。
ただし、内容を理解しないまま速い音声を追いかけても、十分な練習にならない場合があります。
まずは英文の意味を理解し、無理のない速度で練習しましょう。
ステップ5:動画の内容を30秒程度の英語で要約する
中上級者に特におすすめしたいのが、動画を見たあとに自分の言葉で説明する練習です。
例えばTEDで食品ロスに関する動画を見たなら、
「What was the main message?」
「What did I learn from the video?」
という質問に英語で答えてみます。
最初は簡単な英文で問題ありません。
重要なのは、動画で聞いた情報を自分の言葉に変えることです。
これはビジネスでも役立つ練習です。
英語の会議では、相手の説明を理解するだけでなく、その内容について自分の考えを伝える必要があります。
リスニングとスピーキングを分けずに練習したい人は、ぜひ試してみてください。
YouTubeの英語学習を続けるための4週間プラン
YouTubeでの勉強は、気軽に始められる反面、学習計画が曖昧になりやすいという弱点があります。
そこで、1日20分程度で取り組める4週間のプランを紹介します。
| 期間 | おすすめチャンネル | 学習の目的 |
|---|---|---|
| 1週目 | BBC Learning English | 字幕を活用した聞き取り練習 |
| 2週目 | Rachel’s English | 発音や音声変化の理解 |
| 3週目 | TED | プレゼンテーションの理解と要約 |
| 4週目 | CNN 10 | ニュース英語と実際の話す速度に慣れる |
中級者以上を想定したプランです。
初心者なら、1~2週目にBBCやVOAを使い、難しい教材へ進むペースをゆっくりにしても構いません。
毎日新しい動画を見る必要もありません。
むしろ、同じ動画を何度も繰り返す方が、学習内容を確認しやすい場合があります。
平日は短い動画で学習し、週末に復習するだけでも十分取り組みやすいでしょう。
なお、4週間で必ずスコアが上がったり、英会話ができるようになったりするわけではありません。
まずは英語に触れる習慣を作るためのプランとして活用してください。
英語学習でYouTubeの聞き流しだけでは不十分な理由
「YouTubeを毎日見ていれば、そのうち英語が聞き取れるようになるのでは?」
こう考えている人もいると思います。
僕も以前は、できるだけ負担をかけずに英語力を伸ばしたいと思っていました。
もちろん、英語に触れる時間を増やすこと自体には意味があります。
しかし、意味がほとんど理解できない英語を聞き続けるだけでは、効率的な学習にならない可能性があります。
聞き流しと集中して聞く学習を使い分ける
例えば、通勤中にBBCの英語番組を聞くのは悪い方法ではありません。
ただし、内容を理解できていないのに、聞いた時間だけを積み重ねても十分とはいえません。
僕がおすすめするのは、集中して勉強する時間を短くても確保することです。
20分程度でも構わないので、英文の意味を確認し、音声と結びつける時間を作りましょう。
そのうえで、理解できるようになった動画を通勤中などに繰り返し聞くのがおすすめです。
TOEIC対策とYouTube学習は目的が違う
TOEICでスコアアップしたい場合は、YouTubeの視聴だけでは不十分です。
TOEICには独特の出題形式や時間配分があります。
例えばPart7では、英文の内容を理解できても、時間内に解答できなければ得点につながりません。
そのため、TOEIC対策には公式問題集などを併用することをおすすめします。
一方、英語の会議やプレゼンテーション、自然な会話への対応力を強化したい場合は、TEDやCNNなども有用です。
僕自身、TOEICで高得点を取得してからも、実際のビジネス英語には別の難しさがあると感じています。
TOEICで英語の基礎を固め、YouTubeで実際の英語に触れる。
この2つを組み合わせるのが、社会人にとって現実的な学習方法だと思います。
YouTubeで英語が聞き取れないときは参考書で基礎を補強する
BBC Learning EnglishやTEDを見ても、まったく内容を理解できない。
そんな場合は、基礎的な英語力を確認しましょう。
特に、英文を文字で見ても理解できないなら、リスニング以前に語彙や文法の知識が不足している可能性があります。
その場合はYouTubeで無理に難しい動画を見続けるより、参考書で基礎を補った方が効率的です。
僕自身、TOEIC445点から勉強を始めて、英語の基礎を学び直してきました。
その経験からも、文法や語彙の土台は非常に重要だと考えています。
例えば、英語の基礎を復習したいなら『総合英語Evergreen』などの文法書が候補になります。
また、TOEICのスコアアップを目指すなら、公式問題集で現在の実力を確認するとよいでしょう。
【商品リンク挿入位置:総合英語Evergreen/公式TOEIC Listening & Reading問題集13】
教材の詳しい比較については、TOEICおすすめ参考書・問題集の比較記事で紹介しています。
YouTubeは無料で利用できる優れた学習手段ですが、すべての学習を動画だけで完結させる必要はありません。
自分の弱点に合わせて使い分けましょう。
英語学習におすすめのYouTubeについてよくある質問
YouTubeだけで英語が話せるようになりますか?
YouTubeはリスニングや発音、語彙の学習に役立ちますが、動画を見ているだけで会話力が十分に身につくとは限りません。
スピーキングを伸ばしたいなら、リピーティングやシャドーイング、英語での要約など、自分で発音する練習も取り入れましょう。
実際に相手と会話する機会を作ることも大切です。
英語字幕と日本語字幕はどちらがおすすめですか?
基本的には英語字幕をおすすめします。
音声と英文を結びつけやすく、聞き取れなかった箇所を確認できるためです。
ただし、内容がほとんど理解できない場合は、日本語字幕で概要を把握しても構いません。
動画の理解度に応じて切り替えましょう。
YouTubeは毎日何分見ればいいですか?
まずは1日15~20分程度を目安にすると取り組みやすいでしょう。
ただし、この時間は学習効果を保証するものではありません。
視聴時間だけでなく、英文を理解し、復習することが重要です。
初心者におすすめのチャンネルはどれですか?
まずはBBC Learning EnglishやVOA Learning Englishの初心者向けコンテンツがおすすめです。
日本語で勉強法を理解したい場合は、Atsueigoも候補になります。
TEDやCNN 10が難しすぎる場合は、無理をせず簡単な教材から始めましょう。
TOEIC900点以上の人にもYouTube学習は必要ですか?
TOEICで900点以上を取得していても、ネイティブ同士の自然な会話や専門的なプレゼンテーションを完全に理解できるとは限りません。
実際の英語に慣れるためには、TEDやCNN 10、Rachel’s Englishなどを活用する価値があります。
ただし、TOEICの点数と実務上の英語力は完全には一致しません。
自分が英語を使う目的に合わせて学習することが重要です。
まとめ|YouTubeで英語学習するなら目的に合ったチャンネルを選ぼう
今回は、英語学習におすすめのYouTubeチャンネル7選を紹介しました。
最後に、目的別のおすすめを整理します。
| 学習目的 | おすすめチャンネル |
|---|---|
| リスニング全般 | BBC Learning English |
| ビジネス英語・プレゼン | TED |
| 日常英会話・フレーズ | EnglishClass101 |
| ニュース英語 | CNN 10 |
| 発音・音声変化 | Rachel’s English |
| 英語学習法の見直し | Atsueigo |
| やさしい英語の聞き取り | VOA Learning English |
僕自身、TOEIC445点から最高950点までスコアを伸ばし、現在は外資系メーカーで英語を使って仕事をしています。
それでも、ネイティブの話す英語がすべて簡単に理解できるわけではありません。
だからこそ、教科書や試験問題だけでなく、さまざまな英語に触れ続けることが大切だと感じています。
一方で、忙しい社会人にとっては、英語を勉強し続けること自体が大きな課題です。
せっかくスマホを触るなら、そのうち20分だけでも英語学習に使ってみてはいかがでしょうか。
まずはBBC Learning EnglishやTEDなど、興味のあるチャンネルを1つ選んでみてください。
英語を聞く習慣を作り、理解した内容を自分でも発音してみる。
小さな積み重ねが、英語を仕事や日常生活で使うための土台になっていきます。


