飲食店を開業するときによく耳にする資格が「食品衛生責任者」です。
「資格を取るには試験が必要なのか?」
「講習は何時間かかる?」
「eラーニングだけでも取得できる?」
「食品衛生管理者とは何が違う?」
こんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
僕自身も食品衛生責任者の養成講習を修了しています。
また、食品メーカーで商品開発や品質保証など食品衛生に関わる仕事を長く経験してきました。
結論からいうと、食品衛生責任者は、多くの人が1日程度の養成講習を修了することで資格要件を満たせる資格です。
近年はeラーニングに対応する自治体も増えており、以前よりかなり取得しやすくなりました。
ただし、受講料・申込条件・eラーニングの対象地域などは全国一律ではありません。
この記事では現在の制度に合わせて、
- 食品衛生責任者とは何か
- どんな施設に必要なのか
- 資格の取り方
- eラーニングで取得する方法
- 講習時間と内容
- 費用
- 講習が免除される資格
- 食品衛生管理者との違い
- 実際に講習を受けた感想
までまとめて解説します。
※制度や講習料金は自治体・実施団体によって異なります。実際に申し込む際は、勤務先または住所地を管轄する保健所・食品衛生協会の最新情報を確認してください。
- 食品衛生責任者とは?
- 食品衛生責任者はどんな施設に必要?
- 食品衛生責任者の仕事内容
- 食品衛生責任者の取り方
- 一般の人は「食品衛生責任者養成講習会」を受ける
- 食品衛生責任者はeラーニングでも取得できる
- 食品衛生責任者養成講習会の時間と内容
- 食品衛生責任者の講習費用はいくら?
- 食品衛生責任者の講習を受けなくてもいい人
- 食品系の大学を卒業している場合は要確認
- 食品衛生責任者の資格に有効期限はある?
- 食品衛生責任者と食品衛生管理者の違い
- 食品衛生責任者の講習は難しい?
- 有資格者として感じる「資格を取った後」の方が重要
- 食品メーカー勤務でも食品衛生責任者を取る価値はある?
- 食品衛生責任者の実務に役立つ本は必要?
- 食品衛生責任者についてよくある質問
- まとめ|食品衛生責任者は「取って終わり」にしない
食品衛生責任者とは?

食品衛生責任者とは、飲食店や食品製造施設などで、食品衛生上の管理を担う人です。
食品衛生法第51条に基づく衛生管理基準では、営業者は原則として施設ごとに食品衛生責任者を定めることとされています。
【参考:公益社団法人日本食品衛生協会「食品衛生にかかわる資格」】
ここで注意したいのが、
「食品衛生責任者という国家試験に合格する」
という制度ではないことです。
一般の人の場合、都道府県知事などが実施する、または認めた「食品衛生責任者養成講習会」を修了することで、食品衛生責任者になるための資格要件を満たします。
そのうえで、実際の店舗や施設で営業者から食品衛生責任者として選任されることになります。
食品衛生責任者はどんな施設に必要?
代表的なのは、
- 飲食店
- カフェ
- 居酒屋
- レストラン
- 菓子製造施設
- 食品製造施設
- 食品販売施設
などです。
現在の食品衛生法では、営業許可施設だけでなく営業届出の対象となる施設についても、原則として食品衛生責任者を定める仕組みになっています。
以前は「営業許可証1枚につき1人」などと説明されることもありましたが、現在は「施設ごとに食品衛生責任者を定める」と理解しておくのが正確です。
ただし、業態によって食品衛生責任者を定める必要がないケースもあります。
自分の事業が対象になるか分からない場合は、営業予定地を管轄する保健所に確認するのが確実です。
食品衛生責任者の仕事内容

「資格者の名前だけ置いておけばいい」
と思われることがありますが、本来はそんな資格ではありません。
食品衛生責任者は、営業者の指示を受けながら施設の衛生管理を行います。
現在はHACCPに沿った衛生管理も制度化されているため、食品衛生責任者には以前より実務的な役割が求められています。
具体的には、
- 施設や設備の衛生状態を確認する
- 冷蔵庫・冷凍庫などの温度管理を確認する
- 食品の保管状態を確認する
- 手洗い、清掃などの衛生管理を確認する
- 従業員の衛生管理や健康状態を確認する
- 衛生管理計画を運用する
- 必要に応じて手順書を作成・見直す
- 衛生管理の実施状況を記録する
- 問題があれば営業者に改善を提案する
などが挙げられます。
食品衛生法に基づく衛生管理では、営業者に対して、
- 衛生管理計画を作成する
- 必要に応じて手順書を作成する
- 衛生管理の実施状況を記録・保存する
- 衛生管理計画や手順書の効果を検証し、必要に応じて見直す
ことなどが求められています。
食品衛生責任者は、こうした衛生管理を現場で機能させる重要な役割を担っています。
【参考:一般社団法人東京都食品衛生協会「食品衛生責任者について」】
食品衛生責任者の取り方

食品衛生責任者になる代表的な方法は、大きく2つあります。
| 取得方法 | 対象となる人 | 講習 |
|---|---|---|
| 食品衛生責任者養成講習会を修了 | 一般の人 | 必要 |
| 所定の資格・資格要件を持っている | 調理師、栄養士など | 原則不要 |
特別な資格を持っていない人なら、食品衛生責任者養成講習会を受けるのが一般的です。
難しい国家試験を受験する必要はありません。
一般の人は「食品衛生責任者養成講習会」を受ける

一般的な取得の流れは次の通りです。
1.管轄の食品衛生協会などを確認する
まず、勤務している食品関連施設の所在地、または自宅住所を管轄する食品衛生協会・自治体のWebサイトを確認します。
特にeラーニングの場合、
「勤務先所在地の協会へ申し込む」
「食品関係施設に勤務していない場合は住所地の協会へ申し込む」
といった条件が設けられていることがあります。
2.集合講習またはeラーニングを申し込む
現在は、
- 会場で1日受講する集合型講習
- インターネットで受講するeラーニング
の両方を実施している地域があります。
自治体によって対応状況は違うため、必ず自分の地域を確認してください。
3.約6時間の講習を受ける
厚生労働省が示している標準的な講習時間は計6時間程度です。
詳しい内容は後述します。
4.確認試験を受ける
講習の最後には、内容を理解しているか確認するための試験があります。
いわゆる難関資格のような試験ではなく、講習内容の理解度を確認するためのものです。
5.修了証を受け取る
必要な講習と確認試験を終えると修了証が交付されます。
この修了証が、食品衛生責任者になるための資格要件を満たしていることの証明になります。
紛失すると再発行手続きが必要になるため、大切に保管しておきましょう。
食品衛生責任者はeラーニングでも取得できる
2026年現在、食品衛生責任者養成講習会はeラーニングに対応している地域が多数あります。
日本食品衛生協会も、各都道府県市の食品衛生協会が実施するeラーニングを支援しています。
【参考:公益社団法人日本食品衛生協会「食品衛生責任者養成講習会 eラーニング」】
eラーニングでも、所定のカリキュラムを修了すれば集合講習と同様の資格要件を満たせます。
たとえば東京都食品衛生協会では、標準学習時間は合計約6時間。
受講期間内であれば、自分の都合に合わせて進められます。
僕が取得した当時は会場で1日講習を受ける方法が一般的だったので、オンラインで受講できるようになったのはかなり便利になったと感じます。
仕事をしながら資格を取りたい人には特に相性がいいでしょう。
eラーニング受講時の注意点
一方で、好きな動画を流しておくだけで修了できるわけではありません。
実施団体によっては、
- カメラ付きパソコン・スマートフォンなどが必要
- 顔認証による本人確認を実施
- 講義中にも本人確認を実施
- 各章の確認試験がある
- 受講期限が設定されている
といった条件があります。
また、eラーニングは居住地や勤務地によって申込先が指定されている場合があります。
「全国どこの講習でも自由にオンライン受講できる」と考えず、自分の地域の食品衛生協会を確認してください。
食品衛生責任者養成講習会の時間と内容
厚生労働省が現在示している標準的な養成講習会のプログラムは次の通りです。
| 科目 | 標準時間 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 食品衛生学 | 2.5時間 | 食中毒、食品事故、施設・設備管理、食品の取扱い、従業員衛生など |
| 食品衛生法 | 3時間 | 食品衛生法、HACCP、衛生管理計画、営業許可・届出、自主回収制度など |
| 公衆衛生学 | 0.5時間 | 環境衛生、労働衛生など |
| 確認試験 | - | 講義内容の理解度確認 |
| 合計 | 約6時間 | - |
以前は、
- 食品衛生学3時間
- 衛生法規2時間
- 公衆衛生学1時間
という配分が一般的でした。
現在は食品衛生法やHACCPに関する内容が強化され、標準プログラムも見直されています。
古いブログや資格紹介サイトでは以前の時間配分が掲載されている場合があるので注意してください。
食品衛生責任者の講習費用はいくら?
ここはよく検索されるポイントですが、全国一律ではありません。
実施する自治体・食品衛生協会によって料金が異なります。
2026年時点の例では、
- 東京都食品衛生協会:12,000円
- 神奈川県食品衛生協会:12,100円
となっています。
教材費を含んでいるケースが一般的ですが、料金体系も実施団体によって異なります。
したがって、
「食品衛生責任者は全国一律○円」
とは考えない方がいいでしょう。
おおむね1万円台前半を目安にしつつ、申し込み前に管轄する食品衛生協会の最新料金を確認してください。
食品衛生責任者の講習を受けなくてもいい人
すでに一定の資格を持っている人などは、食品衛生責任者養成講習会を受講しなくても食品衛生責任者になることができます。
代表的なのは、
- 調理師
- 製菓衛生師
- 栄養士
- 管理栄養士
- 船舶料理士
- 食鳥処理衛生管理者
- と畜場法上の衛生管理責任者
- と畜場法上の作業衛生責任者
- 食品衛生管理者の資格要件を満たす人
- 食品衛生監視員の資格要件を満たす人
などです。
医師、歯科医師、薬剤師、獣医師なども、食品衛生管理者の資格要件を満たすため対象になります。
【参考:食品衛生法施行規則 別表第17】
食品系の大学を卒業している場合は要確認
食品関係の大学を卒業した人は、
「自分も講習を免除できるのでは?」
と思うかもしれません。
食品衛生管理者の資格要件には、
医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学などの課程を修めて卒業した人
などが含まれています。
また、都道府県知事の登録を受けた食品衛生管理者養成施設で、所定の課程を修了した人も対象です。
ただし、
「食品科学科なら全部対象」
「農学部なら必ず対象」
という単純な仕組みではありません。
大学・学科・履修課程によって扱いが変わる可能性があるため、自分が該当するか分からない場合は、卒業した大学や管轄する保健所・食品衛生協会へ確認することをおすすめします。
食品衛生責任者の資格に有効期限はある?
食品衛生責任者養成講習会を修了したからといって、一般的な免許のように「3年ごとに資格を取り直す」という制度ではありません。
また、厚生労働省は、他の都道府県等へ移った場合についても、養成講習会の修了証明書等によって資格要件を確認するよう示しています。
一方で、食品衛生責任者には、食品衛生に関する新しい知識を得るため、都道府県知事等が行う、または認める講習会を定期的に受講するよう努めることが求められています。
自治体によって「実務講習会」「食品衛生講習会」など名称や運用が異なるので、食品衛生責任者として選任された後も地域の案内を確認しておきましょう。
食品衛生責任者と食品衛生管理者の違い
非常に名前が似ているので混同されがちなのが、「食品衛生責任者」と「食品衛生管理者」です。
しかし、制度としては別物です。
| 項目 | 食品衛生責任者 | 食品衛生管理者 |
|---|---|---|
| 主な対象 | 飲食店、食品製造・販売施設など幅広い食品関連施設 | 特に衛生上の考慮が必要な特定食品等の製造・加工施設 |
| 根拠 | 食品衛生法第51条等 | 食品衛生法第48条 |
| 配置 | 原則として施設ごと | 対象施設ごとに専任 |
| 一般的な取得方法 | 約6時間の養成講習 | 指定課程・資格または実務経験+登録講習など |
| 難易度 | 比較的取得しやすい | 専門性が高い |
| 食品衛生責任者との関係 | - | 資格要件を満たす人は食品衛生責任者にもなれる |
食品衛生管理者が必要になる代表的な食品・添加物には、
- 全粉乳
- 加糖粉乳
- 調製粉乳
- 食肉製品
- 魚肉ハム
- 魚肉ソーセージ
- 放射線照射食品
- 一部の食用油脂
- マーガリン
- ショートニング
- 規格が定められた一部の添加物
などがあります。
「飲食店=責任者、食品メーカー=管理者」ではない
ここは重要です。
以前は僕も説明を簡単にするため、
「飲食店なら食品衛生責任者、メーカーなら食品衛生管理者」
くらいのイメージで説明していました。
しかし正確には違います。
食品メーカーであっても、食品衛生管理者の設置が必要なのは法令で指定された食品・添加物を製造・加工する施設です。
一方、食品衛生責任者は幅広い食品関連施設で必要になります。
つまり、
食品メーカーだから食品衛生管理者、というわけではありません。
なお、厚生労働省によると、2026年度に日本食品衛生協会が実施した食品衛生管理者登録講習会の受講料は283,800円でした。
食品衛生責任者養成講習会とは、必要な専門性も費用も大きく異なります。
食品衛生責任者の講習は難しい?
僕自身も食品衛生責任者養成講習会を受講していますが、いわゆる「勉強して試験に合格しなければ取れない難関資格」ではありません。
基本的には講義内容をきちんと聞き、食品衛生の基礎を理解することが重要です。
食品メーカーで働いた経験がある人なら知っている内容も多いと思います。
一方、食品衛生について初めて勉強する人には、
- なぜ食中毒が起きるのか
- 食品をどう保管すべきか
- 従業員の衛生管理をどうするか
- 施設をどう清潔に保つか
- HACCPとは何か
などを体系的に学べる良い機会です。
僕は食品メーカーで働いてきましたが、講習の内容そのものよりも、食品衛生に必要な知識を一通り整理できるところに価値があると感じました。
有資格者として感じる「資格を取った後」の方が重要
食品衛生責任者は、講習を受ければ比較的取得しやすい資格です。
しかし、食品衛生の仕事で本当に難しいのは、資格を取ることではありません。
重要なのは、
実際の現場で衛生管理を継続することです。
たとえば冷蔵庫の温度をチェックする仕組みを作ったとしても、記録するだけで誰も異常値を確認していなければ意味がありませんよね。
手洗いルールを作っても、従業員が守っていなければ意味がありません。
清掃記録も同じです。
「チェック表に○を付けること」が目的になると、衛生管理はすぐに形骸化します。
僕は食品メーカーで商品開発や品質保証などを経験してきましたが、食品衛生では、
ルールを作る → 実行する → 記録する → 問題を確認する → 改善する
というサイクルを回すことが非常に重要です。
これは飲食店でも食品工場でも変わりません。
食品衛生責任者の資格取得をゴールにせず、現場の衛生レベルを維持するために活用することをおすすめします。
食品メーカー勤務でも食品衛生責任者を取る価値はある?
僕はあると思っています。
特に、
- 品質保証
- 品質管理
- 商品開発
- 生産管理
- 製造
- 店舗管理
などに関わる人には、食品衛生の基礎を一通り確認する機会になります。
もちろん、食品メーカーで専門的な品質保証やHACCP管理を担当するなら、この6時間の講習だけでは知識量として十分ではありません。
それでも、
「食品衛生法」
「一般衛生管理」
「HACCP」
「食中毒」
「施設管理」
といった食品業界の基本事項をまとめて学べる入口としては非常に分かりやすい資格です。
食品業界に入ったばかりの人にもおすすめできます。


食品衛生責任者の実務に役立つ本は必要?
資格を取るだけなら、基本的には講習で配布される教材をきちんと読めば十分です。
そのため、
「食品衛生責任者試験に受かるための問題集」
のようなものを無理に買う必要はありません。
むしろ食品衛生責任者になった後は、
- HACCP
- 食品衛生7S
- 食中毒
- 清掃・洗浄・殺菌
- 異物混入対策
- 衛生管理計画
- 食品表示
など、実務に直結する本を1冊持っておく方が役立ちます。
特に事業者、品質保証に関わる方は下記のような「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を具体的に実践できる本がおすすめ!
食品工場勤務であれば、一般的な食品衛生責任者向けの本よりも、HACCPや食品工場衛生管理を専門的に扱った本の方が実務には役立つでしょう。
※書籍は改訂されるため、購入時には出版年・版数を確認することをおすすめします。
食品衛生責任者についてよくある質問
Q.食品衛生責任者は1日で取れますか?
会場集合型の場合、標準的な講習時間は約6時間なので、一般的には1日の講習で修了できます。
eラーニングの場合は受講期間内に分割して進められる場合があります。
Q.食品衛生責任者に試験はありますか?
講習内容の理解度を確認する「確認試験」があります。
ただし、一般的な資格試験のように事前に何か月も勉強して受験するタイプの資格ではありません。
Q.食品衛生責任者はオンラインだけで取れますか?
eラーニングに対応している食品衛生協会であれば可能です。
ただし、実施地域・申込条件・本人確認方法などが異なるため、自分の勤務地または住所地を管轄する食品衛生協会を確認してください。
Q.食品衛生責任者の受講料はいくらですか?
全国一律ではありません。
2026年時点で東京都は12,000円、神奈川県は12,100円です。
地域によって異なるため、申込前に必ず最新料金を確認してください。
Q.調理師免許があれば講習は不要ですか?
原則として不要です。
調理師、製菓衛生師、栄養士など一定の資格を持つ人は、養成講習を受講しなくても食品衛生責任者になるための資格要件を満たします。
Q.一度取った食品衛生責任者は他県でも使えますか?
厚生労働省は、他の都道府県等で資格要件を確認するときも、養成講習会の修了証明書等によって確認するよう示しています。
ただし、実際に施設の食品衛生責任者になる場合の届出方法などは地域によって異なるため、管轄保健所へ確認してください。
Q.食品衛生責任者と食品衛生管理者はどちらが上ですか?
単純な上位・下位資格ではなく、制度と役割が異なります。
食品衛生管理者は、食品衛生法で指定された特定食品・添加物を製造・加工する施設に必要となる、より専門性の高い制度です。
食品衛生管理者の資格要件を満たす人は食品衛生責任者にもなることができますが、その逆ではありません。
まとめ|食品衛生責任者は「取って終わり」にしない
食品衛生責任者についてまとめると、
- 食品を扱う多くの施設で必要
- 原則として施設ごとに定める
- 一般の人は養成講習会を修了することで取得できる
- 標準的な講習時間は約6時間
- eラーニング対応地域も増えている
- 費用は全国一律ではない
- 調理師・栄養士など一定の資格を持つ人は講習不要
- 食品衛生管理者とは別制度
- 取得後はHACCPを含めた衛生管理を実際に運用することが重要
という資格です。
食品衛生責任者は比較的取りやすい資格ですが、食品を扱う仕事では非常に重要な役割を持っています。
これから飲食店を開業する人はもちろん、食品メーカー、スーパー、食品販売などで働く人にとっても、食品衛生を体系的に学ぶ入口としておすすめできます。
僕自身、食品メーカーで長く仕事をしてきて感じるのは、
食品衛生は「知っていること」以上に「現場で継続して実行できること」が大切
ということ。
資格取得をゴールにせず、安全な食品を提供するための第一歩として活用してみてくださいね。

