教育コラム

経験者が語る…理系大学『ブラック研究室』の見分け方7選!

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まいど!大学院時代は週2で徹夜してました。みるおかです。

バイオに限らず、大学の『研究室』とは閉鎖的なもの…

徹夜で実験したり、教授に罵倒されたり…

ずっと過ごしていると、普通じゃ無いことが普通に思えてきてしまいます。

僕も、他研究室の学生がキャッキャウフフしながら、夕方に帰るのを見て、

『あれは違う世界の人たちだ』

と自己暗示をかけながら、徹夜で実験していました(白目)

さて、『バイオ専攻の闇は深い(でも面白いよ)って記事をいくつか書いてきました。

今回は、僕が大学、大学院時代に感じた『ブラック研究室』の特徴を7つ紹介します!

また闇が深くなる

それではどうぞ!

1.明かりが消えない

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僕の研究室は『不夜城』と呼ばれていました。

なぜなら24時間、誰かが実験をしているからです。

あなたの大学で最も遅くまで明かりがついている研究室はどこですか?

『そんなこと言っても、スケジューリング次第だろ。』

なんて甘い考えを抱いてはいないですか?

『データの個数が少なすぎて考察作る以前の問題や。』

『培養してるのに何で夜帰るん?2日間くらい寝ないでサンプリングできるやろ。研究なめすぎとちゃうか?』

実際に、このような会話が繰り広げられる研究室は存在します。

2.教授の人格破綻がエクストリーム

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学部生のみなさん、研究室を選ぶ基準は何でしょうか?

研究内容ですか?

就職実績ですか?

健やかな研究生活を送る上で、最も大切なのは『教授の人格』です。

あなたが1人の研究者として成長できるか…

それとも、

『(僕はアリ以下…うーん、フナムシ…?いやゴミかな?)』

みたいな扱いを受けながら過ごすことになるかは『教授の人格』で決まります。

一人の学生としての成長を心から望み、熱心に教育してくれる教授もいます。

成長を望むあまり、当たりが激しくなってしまうような教授もいます。

教授の性格は甘いけど、放置されてしまい成長が望めない研究室もあります。

学生やポスドク*1『捨て駒』として扱う教授もいます。

OBの人に話を聞いたり、噂でもかまいません。

教授の人選だけは間違えないようにしましょう。

3.鬱患者がいる

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僕が所属していた研究室の卒業生、とくに修士課程を修了した学生は、心身ともに非常に優秀でした。

なぜなら、メンタルやタフネスが標準以下の人は、学部で卒業するか、鬱で学校に来なくなるからです。

メンタルエリート以外修了できない研究室、自分を試したい人は良いかもしれません…。

噂が聞こえてくることも多いですが、ナイーブな内容だけに、外に漏らさないよう勧告されていることも。

そういう時は『名札』に注意です。

研究室にはドアの前に、名札があり、”いる””いない”が判断できることも多いです。

僕の研究室ではマグネットを使ってましたね。帰宅したら”帰宅”欄にマグネットを移す。

『(この人ずっと来てないな…)』

なんて名札があったら、情報収集をしてみては…?

4.行方不明者がいる

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僕が所属していた研究室でも、鬱になって登校拒否になり、修士課程で2留してしまった後輩がいます。

彼は結局、公務員試験に合格し、

『やっと抜け出せます!!!!!』

とものスゴく嬉しそうに自主退学しました。

普通に頭は良かったですからね。

ですが、これはまだ好例。

私の研究室ではないですが、急に学校に来なくなり、連絡も途絶え『消息不明』になってしまった博士課程の人がいました。

その後も”なんか聞いちゃいけない雰囲気”だったので何も知りませんが、果たして…。

冒頭にも引用しましたが、

【就職難の嵐!それでもバイオ系に進学する?悲惨な実情とは】

の記事で、その辺の闇を少しだけ語ってます(長文)。

5.就職実績が他の研究室より悪い

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ここは2つのパターンで考えます

シンプルに『就職力』が弱い

研究室の中には、教授の影響力が強く、大手企業に推薦枠があったり、実質教授の声で決めてもらえるような所もあります。

『毎年1人以上が同じ企業に就職している』場合は、この可能性が非常に高いです。

教授推薦はレアなのでオプション程度に捉えた方が良いと思いますが、調べる価値はありますよ!

就活をさせてもらえてない

ブラック研究室ならではの現象がこれ。

実験だらけでまともな就活をさせない研究室も多いです。

ちなみに僕は新卒の時、『4社』しか面接を受けてません。

決まって良かったぜマジで…。

研究職では、研究内容である程度は篩にかけられますが、同じレベル、同じ専攻で、そんなに研究室間の就職力が変わるとは考えづらい…

(めちゃくちゃ引きの強い研究分野を扱ってる等の例外はあります)

キナ臭い何かが無いか…『就職実績』はチェック必須です。

6.博士課程進学者が異常に多い

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理系の学部、特に国立上位の大学では、ほぼ100%が修士課程に進学する学部も少なくありません。

僕の大学でも、90%以上は修士に進んでいました。

ほとんどは修士で企業の技術系職種に就職し、一部の人は博士課程に進みます。

いわゆるドクターへの進学率は大体10%〜多いと30%弱でしょうか。

ですが、研究室によっては、

『祝★全員ドクター進学!』

なんて所もあります…

博士課程はリスクも高く、学術論文を作成できる能力のある優秀な人間が進む場所です。

選ばれた人間か、本当に覚悟のある、一部の人間しか進んではいけない場所…

前の項に続くのですが、ドクターの進学率が異常に高い場合、確実に修士課程で就職に失敗している人が多いです。

いわゆる、ネガドク*2です。

ネガドクの人が多い研究室は、就活に何らかの問題を抱えている場合が非常に高いので要注意です。

7.博士留年がいる

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研究をしっかりこなせばまず卒業できる学部、修士と違い、博士課程では学術論文を2〜3報書けないと卒業できません。

博士で留年する場合、本人に問題がある場合もありますが、

  • 研究分野がオワコンである
  • 教授のコマ使いとなり、雑務ばかりで研究が十分出来ない

等の原因があることも多いです。

博士課程の論文投稿数や論文のクオリティ(またはどの雑誌に投稿したか)は、卒業だけでなく、就職にも直結します。

博士課程は修士課程卒業者と違い、企業に即戦力として見られる比率も高まってきますしね。

企業で求められる博士像。現状と、これから進学する人へのアドバイス

求められるのは、企業が育成できない人材 -博士の好循環に向けて

『やりたい研究で生きていく』という圧倒的な覚悟があるなら良いですが、そうでない場合、”どんな論文を、どのくらいの数、投稿しているか”といった『実績』もしっかり見ておきましょう。

おわりに

最後までお読み頂きありがとうございます。

理系学生にとって、将来につながる大切な研究室選び…

研究するのは自分自身ですが、その研究室は自分が成長できる環境か、しっかり見極めて、その環境を利用していきましょう。

あと、僕はドギツい研究室にいましたが、なんとかサバイバルできたのは、やはり同期や後輩がいたから。

『教授許さねぇ』という鉄より硬い結束…

人間関係の構築も忘れずに、良い感じの研究ライフを送っていきたいぜ!

 

*1:任期付研究員。博士課程卒業者のメインの就職先。闇がすごく深い

*2:就職失敗などネガティブな理由で博士課程に進学した人、またはその現象を指す

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