【白龍】盛岡じゃじゃ麺食うならココ!岩手県民がオススメの老舗をレポートするよ【盛岡三大麺】

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『盛岡三大麺』ってご存知ですか!?

 

まずは『わんこそば』

わんこそばも岩手県の盛岡や花巻地方が発祥なんです!餃子みたいにどちらが起源かはしばしば争点に…笑

なんだかんだ1回もチャレンジしていないので、いつか食べに行かないと…

 

お次が『盛岡冷麺』です。

起源は韓国(これはリアル)で、在日の方が盛岡で発展させた、強いコシがある旨辛の麺です。当時は不評だったようですが、その味やユニークさが受け、徐々に盛岡を始め日本中に広がりました。

『冷麺』と言えば普通は盛岡冷麺を指します。焼肉屋のメニューに入っていることも多いですね。

 

さて、今回食レポに行ったのが、盛岡三大麺の『じゃじゃ麺』です!

じゃじゃ麺!!

この中では知名度が一番低いかもしれませんね…。

盛岡中心に岩手名物として食べられている麺料理です。地元では知らない人はいないのですが、他の2つと違って全国にはそこまで広がっていないですね。

 

今回はじゃじゃ麺の解説から、じゃじゃ麺のルーツとなった老舗店舗の食レポでお送りします!

岩手に来たら必食!是非ご参考下さい。

 

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盛岡じゃじゃ麺とは

戦前、旧満州(現在の中国東北部)に移住していた高階貫勝が、満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始め、そこで盛岡人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたといわれる。

盛岡じゃじゃ麺 – Wikipediaより引用

 

冷麺と違って、じゃじゃ麺のルーツは中国です。

写真は食レポの章まで待っていただくとして、じゃじゃ麺は『油そば(まぜそば)』にかなり近い料理ですね。

味付けはほぼ固定となっており、辛味噌(じゃじゃみそ)、野菜はキュウリネギ、そこに生姜やニンニク、ラー油等を加えて好みの味にしていきます。麺は中華麺とうどんの中間くらいの太さで、コシがあり食べごたえがあります。

 

日本に盛岡じゃじゃ麺のベースとなる料理が運びこまれ、最初の店舗となったのが『白龍(パイロン)』です。正確な年代は知られていませんが、オープンは1950年(昭和20年代後半)過ぎと言われています。現時点で70年近い歴史なんですね!

今回食べに行ったのが、この『白龍』です!

岩手に越してきて初めてのじゃじゃ麺、クセになる不思議な麺をレポートしていきます!

 

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じゃじゃ麺の老舗『白龍』基本情報

【盛岡じゃじゃ麺 白龍本店】

住所:岩手県盛岡市内丸5ー15

定休日:年末年始、お盆を除き年中無休

営業時間:11:30〜20:00

 

【盛岡じゃじゃ麺 白龍桜山分店】

住所:岩手県盛岡市内丸5ー14(本店の2軒隣)

定休日:日曜日と年末年始

営業時間:9:00〜15:00

 

【盛岡じゃじゃ麺 白龍カワトク分店】

住所:岩手県盛岡市菜園101

定休日:カワトクの定休日(不定休)

営業時間:10:00〜19:00

※百貨店内の店舗です。

 

メニューは変わりませんが、店ごとに営業時間や定休日が異なるので注意してください!

以下は本店の地図です。

盛岡駅からは車で10分弱です。徒歩だと少し厳しいですね。

岩手県交通バスに乗車し、『県庁・市役所前』で下車するとすぐです。

店の前は狭い道路ですが、岩手公園や桜山神社を目印に歩いていけばわかりやすいと思います。桜山神社へ繋がっている道路沿いに白龍の本店が、その2軒隣に分店(桜山分店)があります。

駅に近いカワトクという百貨店(それでも駅前から1km弱ありますが…)にも分店が入っているので、本店巡礼よりもじゃじゃ麺が食べたいだけって人はそちらでも良いでしょう。メニューは同じです。

 

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じゃじゃ麺を食べよう!

白龍(パイロン)周辺の風景

僕は岩手の県南に住んでいるのですが、休日に高速で盛岡までドライブに行くことが多く、この日も車で向かいました。

近くの駐車場に車を止め、2分ほど歩くと、桜山神社へ続く道があります。

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こういう風景は好きですね。

 

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さて、鳥居をくぐって10分も歩かないうちに白龍本店が見えます。

さっそく入ろうとしたんですが…

 

空席なし!!

 

行ったのは月曜12時頃でした。

僕はシフト勤務なので平日休みが多いのです。

行列は無かったのですが、僕は午後に予定があったので、あまり待ちたくない…

 

というわけで、2軒隣の白龍 桜山分店へ!

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こちらは運良くカウンター席が1席だけ空いていました。

平日昼でも大盛況!スーツ姿の人も多かったので、盛岡近辺のサラリーマン御用達なんでしょうね。休日昼は1時間待ちもあるらしいのでスケジューリングは要注意!

 

食レポ:じゃじゃ麺の食べ方とは 

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食事メニューは『じゃじゃ麺』『ろうすう麺』がメインですね。ろうすう麺はスープに入っていてラーメンに似ているのですが、この日はろうすう麺を頼んでいる人は皆無でしたね。やはり白龍はじゃじゃ麺!

ちいたんたん(鶏蛋湯:玉子スープ)はじゃじゃ麺とセットで食べるのがメジャーです。水餃子もありますね。

 

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僕が頼んだのはじゃじゃ麺の中盛です。ご覧の通り、うどんの様な太麺にきゅうりとネギ、じゃじゃ味噌が乗っています。サイドにはすり下ろし生姜と紅生姜。

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具材がどーん!

ちなみに、盛岡冷麺と混同する方もいますが、じゃじゃ麺は温かいです。

 

さて、じゃじゃ麺の食べ方はというと…

まずじゃじゃ麺がきたら、調味料は使わずに、麺とみそだけを全体が混ざるまでかきまぜてお召し上がりください。

※白龍メニューより引用

 

かき混ぜる!!

 

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具材を全部かき混ぜるとこんな感じになります。じゃじゃ味噌の色が全体につくまで混ぜるのは結構大変!

 

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味噌が良く絡み合ったじゃじゃ麺を頂きます!!

 

うん。

 

不思議。

 

思ったよりコシがあって、うどんとも中華そばとも違った食感です。

味噌は辛めですねー!濃い味が好きな人はニンニクやラー油を足しても良いかも!

僕は半分くらい食べ終わった後でニンニクを足しました。

次に、ラー油、にんにく、しょうが、酢等をお好みで加え、さらにかきまぜてお召し上がりください。

じゃじゃ味噌の味をベースに、調味料で自分の味を作っていくのがじゃじゃ麺の食べ方です。なんとなく『クセになる人が多い』と言われるのがわかった気がしますね!好き嫌いが分かれる味です笑

味噌は絶品だと思います。食感をどう捉えるかですね。

 

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ごちそうさまでした!

 

では終わらない。

 

食べ終わったら、お皿に玉子を割りよくといて、カウンターの上にお出し下さい。ゆで汁に味噌、ネギが入ってちいたんたんの出来上がり!

みそをよくとき、ラー油、こしょう、一味、お塩をお好みで加えてお召し上がりください。

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じゃじゃ麺食べたらちいたんたん!(+50円)

あえて麺を少し残して頼む人もいます。

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たまごがたっぷりのちいたんたん!

じゃじゃ麺中盛で結構お腹いっぱいになりましたが、関係なく食欲をそそられます!

味噌をかき混ぜた後、塩コショウで頂きました。

じゃじゃみそ味の玉子スープがうまい!

シンプルな味ですが、じゃじゃみそはスープになっても美味!じゃじゃ麺よりマイルドな味わいになり、味噌の旨味と辛味がバランスよく絡み合って、ゴクゴク飲んでしまう。

それにしても玉子スープの外観って何でこんなに食欲をそそるのだろうか…

 

というわけで、じゃじゃ麺中盛り550円、ちいたんたんプラスで50円、計600円でごちそうさまでした!

サイズが変わるごとに100円ずつ価格が変わっていきます。

思ったより安かったな!サラリーマンが昼食に集まる理由がわかるぜ。

 

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おわりに

岩手名物と言えば…で『わんこそば』と『盛岡冷麺』が出てくる人は多いのですが、『じゃじゃ麺』を答えてくれる人って少ないんです。

僕も岩手に長いこと住んでるわけでは無いですが、じゃじゃ麺、クセになりそう笑

最近、徐々に全国に知られてきているじゃじゃ麺、岩手に来た人は必食じゃないですかね!?

じゃじゃ麺食うなら老舗の白龍(パイロン)へ!岩手三大麺を制覇しちゃいましょう!

 

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みるおか

コメント

  1. […] 【白龍】盛岡じゃじゃ麺の老舗レポート【盛岡三大麺】 […]