前作インデペンデンス・デイ(1996年)から20年…
とうとう続編がやってきた!*1
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
2016年7月9日(土)に日本全国公開となりました!
(前夜祭上映で前日公開の映画館もあります)
実は僕が最も好きな映画が前作のインデペンデンスデイ!
元々SFが好きなんですが、迫力のあるCG、男気のある登場人物たち、テンポの良いストーリー…
子供時代に夢中になった映画で、今でもテレビで再放送していれば欠かさず見てしまいます。
その続編が公開ってことで、もちろん上映初日に鑑賞してきましたよ!
前夜祭上映ということで8日夜に観ることができました。
さて、今日はインデペンデンス・デイ:リサージェンスのあらすじからキャスト紹介、見どころまで徹底的にレビューしていきます!後半にはネタバレを含む感想も書いています。
ネタバレ境界線に注意書きを入れますので、鑑賞済みの方も、これから見る方も安心してご覧いただけます。
それでは、大作インデペンデンス・デイ:リサージェンスのレビューをどうぞ!
インデペンデンス・デイ:リサージェンスの基本情報
【ジャンル】SF(製作国:アメリカ合衆国)
【公開日】2016年7月9日(土) 日本全国公開(全米公開は同6月24日)
【監督 】ローランド・エメリッヒ(代表作:デイ・アフター・トゥモロー、GODZILLA、2012など)
【脚本】ローランド・エメリッヒ、ディーン・デブリン、ハラルド・クローサー
2011年、米20世紀フォックスがインデペンデンス・デイの続編を企画していることを発表し、翌年には3D映像での製作が決定したことを報告しました。
前作に引き続き監督を務めるローランド・エメリッヒは、キャストの再集結を計画しているものの、主人公の1人ヒラー大尉を演じたウィル・スミスの出演については未定とし、結局、翌2013年にはウィル・スミスの出演は無しと明言しました。
【参考】『インデペンデンス・デイ』3部作企画が進行中!ウィル・スミスの主演は未定 – シネマトゥデイ
エメリッヒ監督はウィルが出演しない理由について「彼は有名すぎるし、ギャラが高すぎる」と説明。その他キャストについては「登場人物の半分は前作からのメンバーで、もう半分は新しいメンバーになるだろう」と明かした。
【引用】 シネマトゥデイ
インデペンデンス・デイと言えばウィル・スミスとジェフ・ゴールドブラムのコンビというイメージも強いだけに、がっかりしたファンも多いかもしれません。
しかし、ジェフ・ゴールドブラムをはじめ、大統領役だったビル・プルマンなど多くのスターが引き続き出演しています。
当時は迫力のある映像にも目が釘付けになったものです。今見てもすげぇ…って思いますからね。そこから20年が経過し、さらに迫力が増した新しいインデペンデンス・デイ:リサージェンス…。
監督を始め役者の方々は、プロモーション映像内で揃ってIMAXデジタルシアターでの鑑賞を勧めていますね。109シネマズやユナイテッドシネマではIMAX対応の映画館も各地にありますので、その迫力を最大限体感するためにも、お近くの映画館を確認してみましょう!!(田舎住みワイ涙目)
期待特大のインデペンデンス・デイ:リサージェンス!
次はメインキャストを紹介していきます!
主要キャスト
ジェイク・モリソン(主人公)/リアム・ヘムズワース
今回の主人公であるパイロット、ジェイク・モリソンを演じるのは初出演のリアム・ヘムズワース!20年前の対エイリアン戦争で両親を亡くし孤児となった怒りをエネルギーに変えています。問題児の彼は、後述のヒラー大尉とは確執があり…?
ハンガーゲームシリーズやエクスペンダブルズ2にも出演したオーストラリア出身の人気俳優です。歌手のマイリー・サイラスと婚約した後に破局、後に復縁と、ゴシップも豊富。
1990年生まれの26歳と脂の乗った年齢だけに、どんな色を出すのか大注目です!
デヴィッド・レヴィンソン長官/ジェフ・ゴールドブラム
カッコ良く老けすぎだろww
前作ではアウトローなエンジニアのデヴィッド・レヴィンソンを演じたジェフ・ゴールドブラムの役柄は地球防衛軍の長官! 20年が経過した世界で大出世しています。探究心と正義感は相変わらず!
プロモーション映像では偉くなってもやっぱり操縦席に立つデヴィッドが…?今回も命がけ!?
エンジニアから長官へと上り詰めたレヴィンソン長官がどんな機転を効かせるのか?今作でも世界を救うキーパーソンです!
ランフォード大統領/セーラ・ウォード
インデペンデンス・デイ:リサージェンスはプロローグを経て女性大統領ランフォードの演説で幕を上げます。演じるのはデイ・アフター・トゥモロー等で知られるセーラ・ウォード。プロモーション映像でも力強いスピーチでリーダーシップを体現する彼女が見て取れますが…
ディラン・ヒラー大尉/ジェシー・アッシャー
前作でウィル・スミスが演じたスティーブン・ヒラー大尉の息子、ディラン・ヒラーを演じるのはジェシー・アッシャー!役職は父スティーブンと同じく大尉!スピード出世でエリートコースを歩む彼はパイロットの精鋭部隊を率いる空軍のリーダーを演じます。
ウィル・スミスの代役として重圧がかかっているのかと思いきや、インタビュー映像等では非常にリラックスした表情を見せるジェシー・アッシャー。若手有望株からの抜擢ですが、かなり肝が座った役者のようです。
パトリシア・ウィットモア/マイカー・モンロー
公開直前の6月29日に主演キャストと共に来日したマイカー・モンローは主人公ジェイクの恋人役パトリシア・ウィットモアを演じています。
ウィットモア…そう、前作で大統領を演じ、今作にも登場するトーマス・ウィットモア元大統領(ビル・プルマン)の娘役です。その勇敢さは父譲り…ジェイクに見せる女の顔からは想像できない力強いキャラクターも魅力的です!
元々はイット・フォローズといったホラー映画で頭角を現した若手女優。非常に美人さんですが、SFでも話題をかっさらっていくのでしょうか!?
トーマス・ウィットモア元大統領/ビル・プルマン
前作では徐々に成長を見せる若き大統領を演じたビル・プルマン。今作でも重要な役割を演じます。年を取ろうが、彼はかつてアメリカを率いて世界を救った男。個人的には今作で一番カッコイイと感じた人物かも!?
彼、注目です。
ウィル・スミスが演じていたスティーブンはテスト飛行中のトラブルで死亡したという設定。本人も冗談交じりにショックを受けていると言っていましたが、リサージェンスでは前作からのキャストに加え、新たに魅力的なキャストも登場します。
これらのキャストでどのようなストーリー展開を見せるのか!?
前作のおさらいも含めて、インデペンデンス・デイ:リサージェンスのあらすじと見どころを紹介します!
あらすじと見どころ【ネタバレなし】
【前作】インデペンデンス・デイのおさらい
ストーリー
前作の舞台はちょうど20年前の1996年、巨大な宇宙船からシグナルが送られてくるシーンで始まります。その後、宇宙船は分裂し直径24kgの個体となって世界中の上空に出現します。
今作にも出演しているビル・プルマン演じるウィットモア大統領は、宇宙船と交信を試みます。主人公の1人デヴィッド技師の説得により、彼らが侵略者であることを理解し、避難命令を出しますが、交信を試みたヘリは破壊されてしまいます。大統領とデヴィット達は危機一髪逃げ切りますが、宇宙船から放たれたビーム砲は、宇宙船の下に面白半分で集まっていた民間人ごと、周囲の都市を焼き尽くしました。
宇宙人との戦争が開始するも、ロスで戦闘した航空部隊はウィル・スミス演じるヒラー大尉を残して全滅!彼は宇宙人1人の生け捕りに成功しますが、わかったのは彼らが地球の滅ぼそうとしていることでした。大統領は彼らの殲滅を決心するも、核爆弾ですら宇宙船にダメージを与えられません。
その窮地を救ったのがデヴィッド技師!
『風邪を引かせた』
のセリフが印象的ですが、コンピューターウイルスにより、宇宙船のバリアを無効化する方法を編み出します。
宇宙船との最後の戦いに挑む航空部隊には大統領の姿もありました。宇宙船本体に乗り込んだヒラー大尉とデヴィッド技師がバリアの破壊に成功したものの、地球では宇宙船に決定的なダメージを与えられません。
宇宙船が砲撃の準備を初め、絶対絶命…!という所でヒーローになったのが飲んだくれパイロットのケイス!彼はミサイルごと宇宙船に突っ込み、宇宙船は内部から炎上、崩壊します。
本体を破壊後に連絡が途絶えたヒラーとデヴィッドが地平線の向こうから現れるのがラストシーン。
カッコよすぎだろwww
あのシーンは非常に印象的ですね。
前作のみどころ
7月4日独立記念日を舞台にしており、アメリカによるアメリカのための映画である感じは否めませんが、それでも世界中でヒットとなったのは映像、ストーリー、人間関係全てがハイクオリティすぎたから。
145分の大作ですが、宇宙船の出現から攻撃、打開策の発見から撃破、そしてラストシーンと、非常にテンポが良く、あっという間に終わってしまいます。
最初の見どころは宇宙船の主砲。一瞬で周囲をなぎ払う映像は迫力とともに絶望感が伝わってきます。ただ、こういった派手なシーン以外にも注目シーンがありましたよね。
最初は粗さが目立った若き大統領が徐々に真のリーダーになっていく様子や、デヴィッドと元妻コンスタンスのすれ違い、ヒラー大尉とジャスミンとの純愛など、思わず感情移入してしまう人間関係も見ものです。
僕は正直、今までで見た映画で『非の打ち所が無い』映画はこれだけだと感じています。
僕も新作前に前作を見なおしました。
前作はAmazon Primeで250円でレンタル可能ですので、忘れている人は要チェック!
ブルーレイ版も販売されていますね。
【新作】インデペンデンス・デイ:リサージェンス
あらすじ
30億人が亡くなったエイリアンの侵略から20年後、国連は地球外からの脅威に対する防衛組織として地球宇宙防衛軍(ESD)を設立します。そのリーダーとなったのが、前作でデヴィッド技師を演じたジェフ・ゴールドブラム!今作では長官となりリーダーシップを発揮します!
しかし、脅威に備えていたのは地球人だけではありませんでした。エイリアン達は再び地球を侵略する準備を着々と進めていました。宇宙人にとっての”悲劇”から20年後、彼らは以前よりさらに巨大な直径3000マイル(約4800km)の宇宙船とともに地球に現れます。
今回のエイリアンは、重力を自在に操り世界をさらなる恐怖に陥れます!もう終わりか…というときに救世主となった”敵の敵”とは…?
リサージェンスの見どころ
『迫力のあるグラフィックとストーリー』
『ストーリーを上質にする繊細な人間模様』
監督やキャストたちのインタビューを確認すると、やはり前作と同じようなイメージで鑑賞して良いと思います。
映像技術がさらに進化した今、迫力を増すグラフィックも魅力的ですが、個人的には前作から引き続き出演しているキャストに、新しいキャストがどう絡んでいくのかが一番のポイントだと思います。
事前情報だけで面白い映画であることはほぼ確定なんですから、前作を観ている人間としてはこういった人間関係にも注目したいところですね!
↓ここからネタバレ含む!
【ネタバレあり】総評
見終わった感想
まず、良かった点を述べると、やはりグラフィックの進化は凄まじかったですね。
僕は3Dで見たのですが、巨大な宇宙船が地球に到着し、人類に最初の悲劇を与えるシーン…重力を操り、あらゆる建造物を持ち上げ、地球に叩きつける場面は、前作の主砲シーン以上の絶望感がありました。
ストーリーは…少し大味になったかな?前作でのコンピューターウイルスによるバリア破壊のようなブレイクスルーはなく、結局は”助っ人”になんとかしてもらったようなものですからね。
前作のように『人類が知恵を絞って、勝てるわけがない敵を倒す』というよりも、リサージェンスは完全にゴリ押し勝ちのような気も…
ただ、はっきり不満があるのは現大統領!!
前作は荒削りながら徐々に真のリーダーになっていく大統領も魅力的でしたが、今作は…アメリカの大統領の扱い雑じゃねーか!?
…それは置いといて、レヴィンソン長官の知恵や、パイロット達の勇気、そして奇跡が重なった上の勝利なわけで、所々感動して鳥肌が立ちましたよ。主人公のジェイクには前作よりも王道のヒーローストーリーを感じましたね。
人間関係に関しては前作よりも若者らしい血気盛んな様子が楽しい!ジェイクとディランの確執が戦闘を経て溶けていく様子は感動しましたし(お母さん…涙)、パトリシアが見せた”強さ”も『頼もしいなコイツw』と思いながら観てました。
前作と比べればストーリーは大味ですが、グラフィックは最高!個人的に人間関係も生々しい感じで、今作の方が感情移入できて好きですよ。
全体を通して観れば非常に高評価です!
次回作をほのめかすラストシーンですが…果たして…
リサージェンスの見どころ
- 迫力のある映像!
- 前作よりもさらに増したエイリアンの”絶望感”!
- ジェイクとディランの人間関係!
- 今作も男らしい大統領!そして勇敢な娘!
見所はこんなところ。
というわけで、是非3DやIMAXなどでその映像を最大限楽しむとともに、彼らの勇姿を見届けましょう!
インデペンデンス・デイ:リサージェンス。大満足でした!
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みるおか
*1:ちなみにインデペンデンス・デイ2014とかいうB級映画がありますが、全く関係ないカナダ映画です。パロディ。