大学を卒業した人は最後の春休み。
4月からは新社会人ですか。おめでとう。
僕も数年前、最初の会社に入った時を思い出すね。
かれこれ3社目…今では役職もつき、部下も出来てしまった。
今回は、4月から新社会人になる学生たちに、僕の6年間を伝えながらエールを送ってみよう。
参考にするも良し、反面教師にするも良し、好き勝手料理してごらんなさい。
1.『デキるやつ』の印象を付けよう
人間って、どうしても『第1印象』を引きずってしまうんだ。
新卒なら、『新人』として色んな事を甘く見てもらえる
でも、その期間は長続きしない。
普通の会社なら半年後には最初の評価面談がある。最初の評価はみんな横並びのことも多いかな。
でも、次からは自分の仕事、どれだけ稼いだか…どれだけ会社に利益を出したかで、自分の価値が決まってしまうんだ。
仕事や人間関係において『イメージ』は時として足かせになる。
新人期間に甘えてナァナァにしてると、
『なんか頼りないやつだなぁ…』
と思われてしまうかも。
そして、この『第一印象』は思ったより長く続く。
最初に悪いイメージがついてしまうと、
『(〜〜が言ってるから、話半分で受け取っておくか…)』
こんな印象がボディブローのように効いてくるんだ。
例えば、第一印象で失敗した子が正しい事を言っても、上司は信頼していないから、他の人に聞いてから判断するようになる。
こんな光景を何度か見た事があるよ。思慮深い人って案外少ない。
『出だしが肝心』
『最初の1年は本気で頑張れ』
僕は、このセリフの本質はココにあると思ってるんだ。勢いをつけていこう。
2.メンターを見つけよう
頑張る人、特に新人は突っ走って仕事を1人で進めようとすることも多い。
でもそれは無理だ。
僕はとにかく『尊敬できる人』『理想の人』『なんか刺さる価値観持ってる人』をソッコーで見つけることをおすすめするよ。
僕は幸い、直属の上司がそうだった。
外資から転職してきた人だったんだけど、やけに面倒を見てくれた。
仕事の仕方も、価値観も、転職のことも、大人の遊びも全部教えてくれた。
2年目の半ばで、僕は部署で一番実績を上げられたんだ。全部この人のおかげ。
しばらくして、彼が別の会社に転職した時、
『この人がいない会社にもう用は無いな』
くらいハマってた。結局残ったけど。
別に会社内じゃなくたって良い。
自分を上手に導いてくれる人を判断し、ロックオンしよう。
3.自分の能力を疑おう
スタートダッシュでモリモリ成果が出せる人もいるかもしれない。
でもそれは本当に自分の力かな?
バリバリ営業実績を出しても、それは会社にネームバリューがあるだけじゃないかな?
モリモリ研究成果が出せても、整った研究設備に実験サンプルぶち込んで、勝手にデータが集まってきてるだけじゃないかな?
もしかして、新人の自分に成果が集まるように、周りが隠れて動いてくれてるだけじゃないかな?
自信を持つのは大いに結構。
でも過信で身を滅ぼしたサラリーマンも沢山見てきたよ。
4.とりあえず楽しめるか試してみよう
僕は自分の仕事の『実績』とか『成果』に関しては、めちゃくちゃ厳しく考えてる(と自分で思ってる)。
というのも、僕個人の考えなんだけど、
『大抵の仕事は、思い切り取り組んで実績上げられるようになれば大体面白い』
って気付いちゃったんだ。
僕、評価『A』とかもらうの大好き。賞与アップ大好き。だから実績出しまくる。
大体の場合、仕事を始めると理想とのギャップを感じるんだ。
でも1回ガチンコでやってみて能力つけちゃうと、結構楽しくなっちゃうんだよね。
どんな仕事でも、1回だけ、自分が楽しめるか本気で試すと良いと思う。
試してダメなら諦めよう!
たぶんソコは君の場所じゃないと思う!
惰性で残るか、異動を希望するか、転職するかは任せるわ!
5.人間関係に注意しよう
残念ながら、人間関係がパーフェクトな職場なんて無いんだ。
仲が良い職場でも、絶対1つや2つは綻びがある。
ちなみに僕の職場は、ドロッドロの女社会が垣間見えるよ!
慣れてしまうと楽しいけどね!
一般的な女性社会での立ち回りは以下の記事を参考にしてくれると嬉しいよ!
女社会は大変って言うけど、男社会も案外クソ!
上昇志向が足の引っ張り合いに発展するのは男が多かったりする。
新人は色んな所に気を使わないといけないね。
僕が1つ提案するのは、
『媚びる人を選ぼう』
ってこと。
八方美人もアリだけど、いつかは壁にぶち当たる。
自分基準で良いから、誰の言うことが正しいか、目を光らせておくと良いと思うんだ。
6.色んな価値観に触れよう
君が使いたくて嘆いている有給も、オマエが自由に使えてる有給も、会社から一歩出れば『当たり前』じゃなくなるよ。
会社で当たり前の作業、風習、価値観は、一歩会社を出れば全てが非常識
でも、1つの会社の価値観にずっと触れてると、そこに気づけなくなるんだ。
だから、できる限り社外の交流を持つべきだと思う。
海外旅行でも、趣味でもなんでも良い。
僕は英会話に通ってたんだけど、外人講師やスタッフ、生徒と毎週話してた。
毎週、価値観でタコ殴りにされてたよ!
1つの会社で勤め上げるのはサイコーにカッコ良いと思う。
でも、色んな世界を見た上で、それを決めたいね。
7.辞める選択肢を持とう
僕は野菜のトマトも、高知のトマトメガネも好きじゃないんだけど、会社はいつでも辞められるって選択肢は頭に入れておいて良いと思うんだ。
僕自身、ガッチガチのパワハラも経験しているし、新卒で入った会社で働き続けること…現状維持が明らかに自分の人生にマイナスになることだってある。
もうリクナビNEXTに用はないけど、僕は自分のスキルの棚卸にリクナビNEXTの『職務経歴書』を四半期ごとに更新してるよ。
人生には常にリスクがあると思って動いた方が賢いと思うんだ。
8.できれば転職が決まるまで退職は控えよう
これだけは言わせておくれ。
転職活動はめちゃくちゃストレスになる。
社会人になってしまうと、学生の頃のような選択肢も、進路の保険もない。
僕は2回転職活動をして、どっちも在職中に決めたけど、正直先に会社を辞めなくて本当に良かったと思ってる。
僕は、職業『無職』で転職活動を続けるプレッシャーには耐えられない。
有給が絶対に取れない、今すぐに辞めないと心身がイカれてしまうならしょうがない。
でも、転職活動は出来る限り在職中に済ませるようにしよう。
実際に利用したおすすめ転職エージェント7社を徹底比較!大手転職には必須でした…
9.金にモノを言わせよう
大体の人は、学生の頃より自由なお金が大幅に増えると思う。
スノボー、旅行、新幹線、ゲームの大人買い…
学生の頃、カッツカツに節約しながら楽しんでいた趣味が、何も気にせず出来るようになるんだ。
車を持つ人も増えると思う。
金の力は偉大だから20代は思い切り楽しんでしまえ!
つっても、金の管理をしないと普通に痛い目みるぜ!
僕は賞与と2ヶ月分の給料と貯金を使って一括で車を買ったら、社会人2年目にして貯金が1000円を切った。
家計簿つけろとまでは言わないけど、収入と支出はキッチリ把握しておこうぜ!
10.健康でいよう
運動して、良い食事を取ろう!
20代半ばで、おそらく学生の頃は感じなかった衰えを感じ始める。
アラサーになればなおさらだ。
僕は走るのは大嫌いだけど、平泳ぎなら延々と泳げるから、プールに通ってるよ。
あと腸内環境にはヨーグルトがおすすめだ!
11.プライベートの書類はまとめておこう
学生から社会人になることで、必要な書類の数がめっちゃ増えるんだ。
住民票、車両保険証、医療保険証、源泉徴収票、各種契約書…
これらはいつどこで必要になるかわからない。
パッと出せるように、僕はプライベートの書類は全て、種類ごとにスリーブに入れて、1つのファイルにまとめてる。
細かい作業だけど、いざという時に役立つよ!
12.勉強しよう
残念だけど、普通のサラリーマンなら、社会人になった後の方が勉強することが多いんだ。
僕はバイオ系の院卒だったんだけど、業務上必要だから、帰宅後に毎日数学の勉強をしてたことがある。
資格の取得でプライベートが3ヶ月潰れたこともある。
でも、仕事以外の勉強も大事。
僕は、自己啓発のキーポイントは『自分が今、会社を放り出しても生きていけるか』を基準に考えたスキルだと思ってるんだ。
だから、プライベートでは今の仕事に関係ないこともモリモリ試してる。
今のとこ転職するつもりはないけど、転職で引きの強そうなスキルには今でも敏感だよ。
自分の能力は社外でも通用するか?
色んな自体に備えて、自分を磨いていこう。
13.恋人を作ろう
アラサーになるとww
角度とww
硬さがww
弱体化www
20代の諸君は、自分の強みを思う存分発揮し、エンジョイしていこう!
僕はリアルにマカとか飲み始めようか考えている。
14.家族に会おう
社会人になって数年が経つけど、この歳になると、近い親族を亡くす事もある。
残念ながら、僕も経験済みだ。
親族に限らず、誰かが無くなる時は少なからず後悔が出るもの。
会える時に会える人に会う。
結構、大事なことだと思うんだ。
15.『覚悟』を持てる選択が正解だ
会社に残る、続ける。
辛いこともあれば、他にやりたいこともあるかもしれない。
でも、退職で好転する保証もない。
転職しても、フリーランスになったとしても、プロブロガー()になっても必ず予想外の事が待っている。
結局は『自分がその選択をして後悔しないか』が重要なんだ。
僕が会社を辞めるか迷ったとき、結局辞めることを選んだのは、
『仮にこの選択が間違ってて路頭に迷ったとしても、受け止める覚悟を持てる理由がある』
これが決め手だったんだ。
『もうこんな会社イヤだ』なネガティブな理由でも良いし、『人生かけてやりたいことがある』な前向きな理由でも、どっちでも良いんだ。
全ての選択は『覚悟』を持てるかで決まってくるよ。
その覚悟さえあれば、後悔は最小限なんだ。
これが、僕のわずかな社会人生活で得られたことです。
僕は記事を書き終えたので寝ることにするよ。
それでは、4月からの新社会人に幸せを…
みるおか
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